倉庫ピッキングの効率を上げるためにはミスを減らしてスピードを上げるが重要です。
本記事ではミスを減らすための対策と作業効率を上げるためのコツを解説します。

主婦まり
派遣バイトでは倉庫内での軽作業やピッキングの求人が多いですね。

ピッキングミスを減らす4つの対策
自分で気を付けていてもミスはしてしまうもの。
ミスを予防するためにできることをあげていきます。
①メモを取る
初めて現場に入ると就業先の社員orパートさんから説明を受けるのが通常ですが、
仕事内容や現場のルールは倉庫によって異なります。
独自のパートさんルールがある倉庫もあります。
一度に説明されても覚えられないのでメモをとることをおすすめします。

わざわざメモ帳を持っていくのは面倒くさいと思うかもしれませんが、
説明されたことをメモ書きにすれば後で読み返せますし、
分からなくなったらまずはメモを見る→自分で確認する→実践する→で徐々に仕事を覚えていきます。
➁話しかけやすいパートさん・社員さんを見つける
自分にとって話しかけやすいパートさんや社員さんを見つけておくと
分からない時にすぐ聞けます。
女性のパートさんが多い倉庫の場合は、気が強そうなパートさん、フレンドリーなパートさん、
気難しいパートさん、穏やかだけれど仕事に集中するパートさんなど様々な方がいます。
分からない時にすぐに聞ける人を見つけておくと派遣バイトにとっては強い味方となります。
ただし、「分からない時は必ず社員に聞くように!パートさんには聞かないでください」などの
指示があるときは現場のルールに従ってくださいね。
この時も教えてもらったことをメモに書く習慣をつけると、段々と仕事を覚えてスピードも上がっていきます。
③ミスに気が付いたらすぐに現場責任者に報告する
作業中にミスに気が付いたらどうしてもそのままにしたくなりますが、
間違ったままにしてしまうと後々お客様からのクレームに繋がるので
気が付いたらすぐに責任者に伝えましょう。
迅速な対応でミスを最小限に抑えることができます。
(言わないでおいても誰がやったかわかる場合が多いです。
電子カートを使用する時は作業者の番号を入力したり、何か作業をする時には
作業者名を記入するため、誰がどの作業をしたかわかるような仕組みになっている)

④朝食をしっかりと摂る
デスクワークと違って倉庫内ピッキングは常に歩いたり動いたり、
とにかく体を動かす仕事なのでお腹が空きます。
朝食を軽めに摂ったためにエネルギーが不足し集中力が切れてしまうので、
朝食はしっかり摂った方が良いです。
ピッキング作業に欠かせない持ち物6選
倉庫ピッキングで働いてみて「コレあったら働きやすかった」と思った物をお話しします。
これからご紹介する物は持ち込みOKの現場の場合です。
現場に持ち込み厳禁の倉庫もあるので事前に確認することや周りの慣れている派遣さんに
聞いてみるなどをしてください。
①メモ帳
ポケットに入る小さめのメモ帳が良いです◎
・説明を受けたとき
・何かを数えるときなど
このような場面で持っておいて良かったと思いました。
➁ボールペン
倉庫内作業ではメモ帳で書く以外にも、何かの作業をする前した後に
自分のサインを書く場面があるので持っておいたほうが良いです。
紙のピッキングリストではチェックする際に必要です。

現場で用意されているところもありますが、コロナ禍もあってか各自で
用意するように言われることが多くなったり、
知らない多くの人が使っているペンを使うことに抵抗がある人は、持っておいたほうが良いですね。
③軍手
倉庫内では段ボールを持ったり棚の商品を触るので軍手が大活躍します。
軍手をしないで作業をする方がいますが、結構手が汚れます。
倉庫内はホコリが溜まりやすいため棚の商品はホコリが被っていることが多い。
すぐに手が真っ黒になりますし、段ボールをつかむと手がガサガサになってとても荒れます。
冬はすぐにひび割れやあかぎれになるためハンドクリームをつけたいのですが、
手がベトベトになり商品について汚れてしまう。
そうならないためにも軍手を付けて作業をすると保護してくれるので軍手は欠かせないアイテムです。
④エプロン
綺麗に整頓されている倉庫でもに陳列している商品や段ボールにはだいたいホコリが被っています。
商品を持ち運ぶ作業だけで服が汚れるのでエプロン着用をおすすめします。
私は主に汚れが目立ちにくい黒や緑のエプロンを着用していました。
ネットだと1000円台で販売されているので、これからピッキング作業を続けたい人は
1着持っていると安心です。
➄飲み物
飲み物は必需品です。
冷房完備されている倉庫も多くありますが、体を動かしていると汗をかき非常に喉が渇きます。
特にピッキング作業は多くの人が出入りするため人の多さで混雑することもしばしば。
倉庫内は熱気でもわっとしやすいので喉がすぐに乾きます。
また、ホコリが多い室内ではこまめに水分をとり喉の通りを良くした方が風邪予防にもなります。
現在では作業員の体調管理を重視されてきたので「こまめに水分を摂ってください」とアナウンスを
する現場が増えてきました。気持ち多めに持っていたほうが安心です。

⑥小さめのショルダーバックorウエストポーチ
メモ帳やペン、貴重品を入れられる小さめのショルダーバックやウエストポーチがあると便利です。
小さめのショルダーバックにスマホ、メモ帳、ペン、ミニタオルを入れて作業します。
倉庫によって派遣用のロッカーがないところもあり、その場合は派遣用の棚にバックを置きます。
(誰でも触れる環境なので危険です!)
大きな金額を持ってきていなくても、スマホや電車のICカード、小銭を持っている方が大半だと思います。
ショルダーバックを持ち歩いていると最低限の貴重品は守れます。
現場にバックなど不要な物を持ってくることを禁止している倉庫もあるのでご注意ください。
ピッキング作業での寒さ・暑さ対策
≪寒さ対策≫
・ネックウォーマーで首や肩を温める
・ホッカイロを貼る
・防寒ダウンの着用
冷暖房完備がない倉庫は冷えるため、しっかり寒さ対策をしないと風邪を引き起こします。
軍手、ネックウォーマー、防寒ダウンで体を保温して対策しましょう。
≪暑さ対策≫
昨今の日本は異常の暑さになってきているので自己対策が必要です。
こまめな水分と塩分補給が大切。
夏の時期では数枚のタオルと余分に飲み物を持参しましょう。
冷房がついている倉庫であっても人が多くいたりするとあっという間に気温が上昇して、
冷房が追い付かない状態になり、すぐに汗をかきます。
倉庫内作業員は塩分飴を舐めたりこまめに水分を摂りながら作業をしています。
室内での熱中症が問題になっているので重症にならないよう予防をしましょう。
万が一、気分が悪くなったら現場責任者に伝えましょう。

冷房が効き過ぎている倉庫ではカーディガンや薄手のパーカーが便利です。
気軽に脱ぎ着しやすく暑くなったら腰に巻くこともできるので体温調整ができます。
ピッキング作業は汚れてもよい服を着る
≪服装≫
座ったり立ったり物を運んだりするピッキング作業には、
生地が丈夫で汚れても洗えて動きやすいジーパンがおすすめです。
立ち膝をしながらの作業ではすぐに膝部分が破けたり、
カッターやペンで誤って服をこすってしまったり、作業をしていると知らない間に
服を傷つけていることがあります。
汗をかくと白い服の場合は首元が黄ばんでしまうので、
汗や汚れが目立たない色柄がベストです。
≪靴≫
倉庫ピッキングでは靴がすぐに汚れるため、汚れが目立ちにくい黒や灰色がおすすめ。
また、立ったり座ったり歩いたり足の動作が多いので自分に合った疲れにくい靴だと
夕方の足の疲れ具合も変わってきます。
ピッキング作業は体力勝負
ピッキング作業は主に立ちながら作業する、座ったり移動したりする体力勝負の仕事です。
デスクワークのようにずっと座りながら作業をする仕事ではないので、
慣れない最初の内は足が疲れたり筋肉痛になったりもします。
けれど数回もすれば慣れてくるので、
「体を動かしながら仕事ができてお金がもらえるから健康のためにピッキングをする」という人もいます。
ピッキングは大量募集の求人が多いため、お友だち同士、ママ友同士、ご夫婦で、母娘で応募して
一緒に働いている方も多いです。
「ピッキングを始めたいけれど一人では心細い」という方は是非ご参考ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。