主婦まり

日雇い派遣はアルバイトやパートとはどのように違うの?日雇い派遣で働ける人の条件とは?

本記事では日雇い派遣で働くための条件について詳しく解説していきます。

≪本記事でわかること≫
・日雇い派遣で働くために必要な条件がわかる
・パートと日雇い派遣の違いがわかる
・日雇い派遣に必要な年収がわかる
・日雇い派遣の条件に当てはまらない人の働き方とは?

日雇い派遣で働くための4つの条件とは?

日雇い派遣で働くためにはまず派遣会社に登録をしなくてはいけませんが、
登録をする際に自分が「日雇い派遣の条件」に当てはまるかの確認が必要です。

日雇い派遣の4つの条件

①満60歳以上の人
➁昼間学生の人
③年収が500万円以上の人で日雇い派遣を副業として従事する人
④世帯年収が500万円以上の主に生計を担っている人以外の者


上記4つのどれかに当てはまっている人が日雇い派遣の仕事ができます。

↓提出書類などこちらの記事で詳しく書いてあります。

登録する際に派遣会社から説明がありますが、自分がどれに該当するかわからない、
提出する書類の不明点がある場合は派遣会社に問い合わせをしましょう。

これから上記の4つの条件を1つずつ解説します。

条件①満60歳以上の人

高齢者の雇用確保のために満60歳以上の方が例外に認められています。

主婦まり

最近では50歳から70歳くらいの労働者を指す
”シニア派遣”が増加しています。

≪シニア派遣が増えた理由≫
・定年後も現役時代に培ってきた経験や能力を使って社会に役に立ちたい
・年金を受給しながらでも短時間勤務をして収入を得たい
・企業側も豊富な経験をもった人材を求めている

条件➁昼間学生の人

昼間学生の人は本業が学生となるため、生活のために働くわけではないという理由で
日雇い派遣が認められています。

ただし、通信教育や夜間学部の方は昼間学生とはいえないためNG

条件③年収500万円以上で副業として従事する人

本業の収入が500万円以上ある人は経済的に安定しているとみられ、
日雇い派遣が認められます。

本業と副業を合わせて500万円以上ではなく、
メインの収入の合計が500万円以上あることが条件です。

条件④世帯収入が500万円以上で主たる生計者以外の人

主たる生計者以外の人とは、
世帯全体での収入を占める割合が50%未満の人を指します。

≪例≫
夫の収入が450万、妻の収入が150万の場合は世帯年収が500万以上なので、妻は日雇い派遣で働くことができる。(夫は500万に満たないので日雇い派遣はできない)

≪日雇い派遣で働ける人は限られる?≫
日雇い派遣の4つの条件を見てみると、
・60歳以上の中年層
・大学生や専門学生などの若い層
・夫と妻の収入が500万以上ある主婦層
こちらの層が日雇い派遣を多く利用していることがわかりますね。

日雇い派遣が原則禁止の理由

2012年に改正された労働者派遣法で日雇い派遣が原則禁止となりました。
禁止となった理由は、短時間の労働による労働者の不安定な雇用と収入、労働災害のリスクから守るためです。

基本的に日雇い派遣は禁止とし一定の条件を定めて、日雇い派遣に頼らなくても良い水準の人だけが働けるように定めました。

日雇い派遣は契約を切られやすいため収入が安定しないというデメリットがある。
➩不安定な雇用と低賃金問題を解消するために日雇い派遣が禁止された

日雇い派遣の条件は”おかしい”という意見も・・

・「働く人の自由が制限されているのではないか」
・「制度が複雑でわかりにくい」
・「年収500万以下の層が一番働きたいのではないか」
・「今の時代に年収500万という基準を変えるべきではないのか」

日雇い派遣に必要な年収は?最新情報

現時点では「日雇い派遣の原則禁止」の見直しは検討されていないため、必要な年収は500万円以上となっています。

② 日雇派遣の例外の場合
→日雇労働者が以下のいずれかに該当する場合をいう。
○ 60歳以上の者
○ 雇用保険の適用を受けない学生(いわゆる「昼間学生」)
○ 副業として従事する者(生業収入が500万円以上の者に限る。)
○ 主たる生計者以外の者(世帯収入が500万円以上の者に限る。)

引用元:厚生労働省(日雇派遣の原則禁止について)

アルバイトやパートは日雇い派遣に当てはまらない?

アルバイト・パートと日雇い派遣では雇用主が異なります。

  雇用主
アルバイト・パート就業先の会社(直接雇用)
日雇い派遣派遣会社(間接雇用)

アルバイト・パートは就業先の企業に直接雇用されるので日雇い派遣に当てはまりません。

パートと派遣バイトの特徴

≪パート≫
・直雇用のため勤務時間や日数の調整の融通が利く
・時給は派遣に比べて低め

≪派遣バイト≫
・勤務日数の縛りがないため自分都合で働ける
・時給はパートより若干高め

自分が何を優先するのかによって働き方が異なります。

雇用形態が「派遣」となっている仕事が対象

日雇い派遣の条件はあくまでも雇用形態が「派遣」となっている仕事が対象です。


雇用形態が「日々紹介」「人材紹介」は企業に直接雇用となるため、アルバイト・パートと同じです。

条件に当てはまらない人の働き方

日雇い派遣で働く理由としては「働く時間曜日が決められる」「様々な仕事に携わりたい」など、
柔軟な働き方を希望する人が多いです。

お悩みさん

私の夫の年収が400万で私の年収が50万なので、4つの条件に当てはまりません・・。

日雇い派遣の仕事をしたいのに条件に当てはまらない人はどうすれば良いか?
日雇い派遣と同じような働き方として次のサービスがあります。

単発バイトを利用する

日雇い派遣の条件に当てはまらない方が利用しやすいサービスが単発バイトです。

単発バイトと日雇い派遣では大きな違いがあります。

・利用するための条件の有無
・雇用主
・雇用形態など


こちらの記事で詳しく解説しています。

主婦まり

単発バイトは人手が欲しい企業とワーカーを結ぶ
マッチングサービスのことですね。

有名な単発バイトサービス

・タイミー
・シェアフル
・メルカリハロ
・LINEスキマニ
・エリクラ
・デイワークスetc..

私も実際に単発バイトを利用してみましたが、応募してすぐに仕事確定。
勤務時間も1時間と主婦にとってとても働きやすいサービスだと感じました。

ポイ活で月1万~数万の収入を得る

日雇い派遣ほどの収入ではありませんが、
月に1万から数万稼ぐには自宅でできるポイ活がおすすめです!

ポイ活というと、アンケートに答えて数ポイントしか貰えない
イメージがあるかもしれませんが、ポイ活の種類によっては
数千~数万ポイントが貰えます。

主婦まり

私もブログ、ポイ活、派遣バイトを併用しながら
収入を得ています。

現在では本業以外で収入を得る副業が注目を浴びています。副業の中でも気軽に短時間で働ける単発バイトが人気。単発バイトはスキマ時間ができた時に1時間から働けることは、特に主婦にとっては応募しやすいサービスです。

自分に合った働き方をしよう

本記事でお話ししたように日雇い派遣で働くには条件に当てはまらなければいけません。
どうしても日雇い派遣で働きたい場合は、年収を上げるか、単発バイトをする(派遣バイト以外の仕事)の選択があります。

昨今は単発バイトのサービスも様々あり、アプリにより求人内容や特徴も異なります。
自分に合った働き方をして仕事の幅を広げていきましょう。