日雇い派遣で働いみて、このように思ったことはありませんか?
- 「思ったよりも給料が少なかった」
- 「急に仕事がなくなった」
- 「時期によって収入が不安定」
私も初めて日雇い派遣を経験したとき、「うそっー!」と期待と現実のギャップにがっくりしたことがありました。
この記事では、後悔しないために知っておくべき6つのポイントを、実体験を交えて解説します。
日雇い派遣で知っておくべき6つのこと

「日雇い派遣で働いたけれど、思っていたのに違う!」とならないために、事前に知っておくべきこと6つを解説します。
これから日雇い派遣で働こうと思っている方は、要チェックです👇
1.交通費はほぼ出ない
日雇い派遣では、派遣会社や求人内容で交通費の有無が異なりますが、出ないことが多いです。
ポイントは、
- 交通費は時給に含まれるケースが多く、実質自腹
- 交通費は出ても、上限が決められていることが多い
- 交通費全額支給は稀
👉私の体験談
→自宅から40分の現場で交通費が出ず、公共交通機関を使わないと行けない現場だったため、1日で200円くらい自己負担になった。
- 近場の現場を優先する
- 交通費込みの仕事か求人欄をよく確認する
- 自転車や車でも勤務可能な現場に変えてみる
- 1日の日給と交通費の負担の割合を確認する
2.前日キャンセルがある
日雇い派遣では、就業先からの判断による前日キャンセルがあります。
私が勤務していた倉庫ピッキングの仕事では、時期によって前日キャンセルが非常に多い月がありました。
ポイントは、
- 倉庫の仕事では物流量の状況により、前日キャンセルになることが多い
- 倉庫で働く場合は、繁忙期や閑散期を考慮したほうが良い(繁忙期や閑散期がない倉庫もある)
- 就業先の判断により前日キャンセルになった場合は、ペナルティにはならない
👉私の体験談
→倉庫の閑散期に応募した仕事がほぼ0になったこともある。一方で、繁忙期では残業や追加就業のお声掛けもあった。
一般的に倉庫の繁忙期と閑散期は、
- 繁忙期・・11月~1月上旬、3月前後、8月のお盆前後
(クリスマスや年末セール、正月、お節、新学期、お歳暮)
- 繁忙期・・2月~6月
※倉庫で扱う商品によって期間は前後しますので、目安としてご参考ください。
- 倉庫作業では前日キャンセルが比較的起こりやすい傾向
- 扱う商品によって繁忙期や閑散期の有無が発生する
- 必ず仕事がなくならない求人を選ぶ
前日キャンセルは日雇い派遣でよくあることなので、1社だけに登録していると「仕事がなくて収入ゼロ」という日も出てしまいます。
そこで、1つの派遣会社ではなくて、複数の派遣会社に登録をしてカバーし合うのがおすすめです。
例えば、次のようなサービスがあります。
複数登録しておけば、急なキャンセルにも対応できて安心ですよ◎

主婦まり
試験会場・健康診断・選挙会場・書類業務・コールセンター・コンサート会場業務などは、比較的求人が安定している傾向です。
3.収入が不安定
日雇い派遣は、必ず自分の希望通りの求人が毎週応募しているとは限りません。
週ごと・月ごとに働ける日数が変わるため、稼ぎも変動します。
👉私の体験談
→前日キャンセルが続き、月に数日しか就業できなかった時は、収入も大きく変わった。
- あくまでも日雇い派遣を副業・副収入として考えたほうがストレスは少ない
- 複数の派遣会社に登録をしてカバーをする
- 本業(パート・バイト)を固定しておく

主婦まり
派遣仲間でも、本業(パートorバイト)の固定収入があり、補助的に日雇い派遣を使っている人が多かったです。
4.こちら側のキャンセルや遅刻はシビア
先ほど就業先側の判断による前日キャンセルはペナルティ無しとお話ししましたが、こちら側による遅刻や早退、前日キャンセルはシビアです。
例えば、
- 電車による遅延
- 体調不良による仕事のキャンセルや早退
どんな理由であろうと、穴が空くということは人件費に関わることなので、派遣会社は厳しく評価します。
よくネットでは、
「ドタキャンしたけれど、その後も普通に働けた」
「嫌ならドタキャンすればいい」
という意見もありますが、ドタキャン癖になる可能性があるので、避けたほうがいいです。
(連続すると就業停止になることも・・)
- 体調が悪い場合はすぐに報告・連絡する
- 遅延した場合もすぐに連絡をして、今の状況やどれくらい時間が掛かるかなどの詳細を伝える
- 確定した仕事をキャンセルしたい場合は、1分でも早く派遣会社に伝える
→スキマバイト(タイミー、シェアフルなど)では、仕事が確定した後のキャンセルや遅刻、早退などはペナルティが加算されて、一時的に利用ができなくなる仕組みになっています。
このような仕組みになったのは、就業する側が安易な考えで働こうとしてトラブルが起きたからだと考えられます。
働く側のモラルの問題ですね。
5.スキマバイトによるトラブル増加
最近は犯罪や迷惑行為も増えているため、派遣会社も警戒をしています。
スキマバイトや派遣バイトが盛んになってきたからこそ、利用する人が増えてトラブルの確率も増えます。
👉私の体験談
「ロッカーがない現場で荷物を置いたところ、貴重品を取られた人がいる」という注意勧告があった。
それから日雇い派遣の現場では、ミニバックなどを活用して、常時貴重品を携帯するようにした。
- 様々な考え方を持った人が一緒の現場で働いている、という心構えをしておく
- 貴重品は肌身離さない
- 不安なことがあったら派遣会社に相談をする
6.「スキマで軽く働こう」は危険
最近では様々な働き方が増えてきています。
- 日雇い派遣
- 短期バイト
- スキマバイト
- アルバイト・パート
確かに自分の空いた時間を収入を増やす時間に使えるのは魅力的ですが、安易に考えている人も多い気がします。
気の緩みでドタキャンや遅刻など、自分の評価が下がる事に繋がってくるので、勤務条件をしっかり確認して、責任感を持って臨みましょう!
7.知っておくべきまとめ
ここまでのまとめです↗
≪日雇い派遣で起こりうること≫
✔ 交通費は時給に含まれることが多い
✔ 前日キャンセルがある
✔ 求人も不安定だから収入も不安定になりやすい
✔ 働く側のキャンセルや遅刻、早退にはシビア
✔ スキマバイトが流行っているからトラブルも増えている
✔ 「軽く働こう」と安易に考えない
働く側のモラルによって大きく変わる

ここまで気を付けたいこと6つを挙げましたが、これを聞いて、
「日雇い派遣って面倒くさいな」
「日雇い派遣で働くメリットがない」
と感じる方もいると思います。
実際に私もそう感じたことがあります。
それでも、私が4年間続けてこられたのは、働く側のモラル次第で働きやすさが変わると気づいたからです。
- 約束の時間を守る
- 急なキャンセルをしない
- 最低限の礼儀を大事にする
たったこれだけで、現場での信頼度が上がり、次の仕事にもつながります。
恐らく正社員で働くとなったら、皆さん必ずこのような事を心掛けますよね。
面倒だと感じる働き方も、工夫次第で「自分に合った働き方」に変えられるのです。
まとめ|日雇い派遣は働く側のモラル次第で変わる
日雇い派遣は「気軽に働ける」というメリットがある一方で、交通費・前日キャンセル・収入の不安定さなど、思っていた以上にシビアな面がある働き方。
でも、それを知ったうえで準備をすれば、無理なく長く続けられる働き方でもあります。
私自身も「面倒くさい」と思いながらも4年間続けてこれたのは、働く側のモラルや心構え次第で働き方が大きく変わると実感したからです。
不安を減らすために、求人サイトも複数登録しておくと安心ですね。
「日雇い派遣ってどうなんだろう?」と思っている方は、ぜひ今回の内容を参考に、自分に合った形で上手に活用してみてくださいね。
📖これから日雇い派遣で働こうと思っている方は、是非こちらもご参考ください。
→【日雇い派遣歴4年主婦の備忘録】派遣バイトの始め方・体験談

