「倉庫って、単純作業で楽でしょ?!」
と思って始めてみたら、ミスを連発でパートさんから注意されっぱなし…。
しまいには「だから派遣さんは…」とまで言われてしまった。
このような経験、ありませんか?
この記事では、私が経験したミスの原因と、効率的に作業するコツをまとめています。
これを読めば、あなたもスムーズに倉庫バイトをこなせますよ!
- 倉庫作業で起こるミス
- 作業ミスを防ぐ具体的な方法
- 倉庫作業に欠かせない持ち物
- パートさんとの人間関係の乗り越え方
倉庫作業未経験の方でも分かりやすく、今すぐ実践できる内容です。
✅物流倉庫の体験談記事
なぜミスが起こる?原因と対策

ピッキング作業では「正確さ」と「スピード」の両立が求められますが、それがプレッシャーになってミスを引き起こすことも少なくありません。
特に未経験の方は、作業の流れに慣れるまでは戸惑いがち。
ここでは、よくあるミスの原因と、その場で実践できる具体的な対策について解説していきます。
ピッキング作業でよくあるミス
ピッキング作業をしていてよくあるミスがこちら。
・指示された商品とは別の似たような商品を、間違えてピックしてしまう
・指定された数量よりも多く(少なく)ピックしてしまう
・商品のパッケージに傷がある状態でピックしてしまう
・集中力が落ちて作業速度が落ちる
基本的にピッキング作業は難しい内容ではありません。
作業側の意識を変えるだけでミスは減らせるので、次の対策を参考にミスを軽減&効率アップを目指していきましょう!
ピッキングミスを防ぐ具体的な対策6つのこと
私がピッキング作業をしていて心掛けていることです。
1.慣れない内は早さを求めない
→早さを求めると焦ってミスをしやすくなる
2.商品によっては開封厳禁や個数の表示が異なる
→ピックする際に現物の確認を忘れずに
3.声に出して指を使って二重確認
→声と指を使って二重確認をすると更にミスを防げる
4.分からないことがあったらすぐに現場責任者に聞く
→不明のままにすると更にミスが重なるので、必ずそのままにしない
5.教えてもらったことはメモをする
→こまめにメモをすれば後で見返せる
6.集中力が切れる前に、適度な水分補給とトイレ休憩に行く
→倉庫内作業は汗をかくため(特に夏場)、こまめに水分補給とトイレ休憩に行く
現場によってはノルマがあったり早さを求められるケースがありますが、焦ると更にミスを引き起こします。
◆まずは1つずつ商品を確認してピックする
◆分からない時は小さなことでも責任者に聞きに行く
この繰り返しをしていけば、仕事にも慣れて徐々に早さも付いてきますよ。
倉庫作業でのプラスワンポイント

はじめての倉庫作業は、何かと緊張の連続ですよね。
でも、ちょっとした工夫をするだけで、気持ちも作業もぐっとラクになるんです。
ここでは、私が日々の仕事で感じた「これはやってよかった!」という小さな工夫や心がけを、ワンポイント形式でまとめました。
実践しやすいように、簡単なアドバイスまとめです📝
ここでご紹介するのは「ルール」や「マニュアル」ではなく、実際の現場で“効いた”リアルな工夫です😊
特に未経験の方や久々に働く方におすすめ!
①メモを取る
倉庫によっては独自のルールがあります。
一度に説明されても覚えられないので、メモをとることをおすすめします。
「わざわざメモ帳を持っていくのは面倒くさい・・」と思うかもしれませんが、
・メモ書きにすれば後で読み返せる
・分からなくなったらまずはメモを見る→自分で確認する→実践する
👍教えてもらったことをメモに書く習慣をつけると、段々と仕事を覚えてスピードも上がっていきます。
➁話しかけやすいパートさん・社員さんを見つける
自分にとって話しかけやすいパートさんや社員さんを見つけておくと、分からない時にすぐ聞けるから安心できます。

主婦まり
「分からないので教えてください」とこちら側から歩みよれば、優しく教えてくれるパートさんはいます。
特に倉庫作業は女性のパートさんが多い職場。
気が強そうなパートさん、フレンドリーなパートさん、気難しいパートさん、穏やかだけれど仕事に集中するパートさんなど様々な方がいます。
それでも、優しく教えてくれる人は1人はいると思うので、そのような方を見つけましょう!
分からない時にすぐに聞ける方がいると、派遣バイトにとっては強い味方となりますよ😊
ただし、「分からない時は必ず社員に聞くように!パートさんには聞かないでください」などの指示があるときは、現場のルールに従ってくださいね。
③ミスに気が付いたらすぐに現場責任者に報告する
作業中にミスをしてしまった時、
「うわっ・・・ヤバい、どうしよう」
「このまま黙っていればバレないかな」
と、どうしてもそのままにしたくなりますが、間違ったままにしてしまうと、後々お客様からのクレームに繋がるので、気が付いたらすぐに責任者に伝えましょう。
→迅速な対応でミスを最小限に抑えることができる!
(言わないでおいても、後で調べてみたら誰がミスをしたかわかる場合が多い)
④朝食をしっかりと摂る
デスクワークと違って倉庫内ピッキングは常に歩いたり動いたりしっぱなし。
とにかく体を動かす仕事なので、すぐにお腹が空きます。
朝食を軽めに摂ったり抜いたりすると、あっという間にエネルギー切れになりフラフラ状態に・・。
・朝食をなるべく抜かない
・バナナやお米など腹持ちが良いものを食べる
・糖分を意識して食事に取り入れる
特に夏場はさらに暑さが加わるため、体調不良者が続出することも・・。
作業中に倒れないようにするためにも、しっかり自己管理をしておきましょう。
ピッキング作業に欠かせない持ち物6選

倉庫ピッキングで働いてみて、「コレあったから働きやすかった!」と思った物をまとめました。
これからご紹介する物は、持ち込みOKの現場の場合です。
現場に持ち込み厳禁の倉庫もあるので、周りの慣れている派遣さんに聞いてみるなどをしてくださいね。
作業効率を上げるための必須アイテム6選、いきます!
①メモ帳
ポケットに入る小さめのメモ帳が良いです◎
・説明を受けたとき
・何かを数えるときなど
このような場面で持っておいて良かったと思いました。

主婦まり
ポケットに入るミニサイズが◎100均の物で十分ですよ。
➁ボールペン
倉庫内作業ではメモ帳で書く以外にも、何かの作業をする前した後に自分のサインを書く場面があるので、持っておいたほうが便利です。
紙のピッキングリストでは、チェックする際に必要です。
現場で用意されているところもありますが、コロナ禍もあり、各自持参の現場が多くなりました。
また、知らない多くの人が使っているペンを使うことに抵抗がある人は、自分用のペンを持っておくと安心ですね。
③軍手
倉庫内では段ボールを持ったり棚の商品を触るので、軍手が大活躍します。
軍手をしないで作業をする方がいますが、結構手が汚れます。
倉庫内はホコリが溜まりやすいため、棚の商品はホコリを被っていることが多い。
すぐに手が真っ黒になりますし、段ボールをつかむと手がガサガサになり、とても荒れます。

主婦まり
軍手も100均の物でもいいですが、手のひら側に滑り止めが付いている軍手だとより作業がしやすいです。
冬はすぐにひび割れやあかぎれになるため、ハンドクリームをつけたくなりますが、手がベトベトになり商品について汚れてしまう。
そうならないためにも、軍手を付けて作業をすると保護してくれるので、軍手は欠かせないアイテムです。
④エプロン
綺麗に整頓されている倉庫でも、陳列している商品や段ボールにはだいたいホコリが被っています。
商品を持ち運ぶ作業だけで服が汚れるため、エプロンの着用をおすすめします。
私は主に汚れが目立ちにくい黒や緑のエプロンを着用していました。
ネットだと1000~2000円台で販売されているので、これからピッキング作業を続けたい人は
1着持っていると安心ですよ。
➄飲み物
飲み物は必需品です。
冷房完備されている倉庫も多くありますが、体を動かしていると汗をかき、非常に喉が渇きます。
また倉庫内の環境は、
・ホコリで空気が汚れやすい
・人の出入りが多いため熱気が籠っている
・夏場はすぐに喉が渇く
喉が荒れやすい環境です。
こまめに水分を摂り喉の通りを良くした方が、風邪予防にもなります。
現在では作業員の体調管理を重視されてきたので、「こまめに水分を摂ってください」とアナウンスをする現場が増えてきました。
水分は気持ち多めに持っていたほうが安心です。

主婦まり
夏場は水筒+ペットボトル1本を持っていきました。(それでもちょい足りないくらい)
⑥小さめのショルダーバックorウエストポーチ
メモ帳やペン、貴重品を入れられる小さめのショルダーバックやウエストポーチがあると便利です。
バックの中にスマホ、メモ帳、ペン、ミニタオル、貴重品を入れて作業します。
倉庫によって派遣用のロッカーがないところもあり、その場合は派遣用の棚にバックを置きます。
(誰でも触れる環境なので危険。実際に盗難事故がある)
大きな金額を持ってきていなくても、スマホや電車のICカード、小銭を持っている方が大半だと思います。
ショルダーバックを持ち歩いていると、最低限の貴重品は守れます。
※現場にバックなど不要な物を持ってくることを禁止している倉庫もあるので、ご注意ください。
ピッキング作業での寒さ・暑さ対策

倉庫は広いため、夏は熱気が籠りやすく、冬は底から寒い。
そのため、各自の対策が必要となってきます。
ここでは、私が実際に行っている寒さ・暑さ対策をご紹介します。
≪寒さ対策≫
・ネックウォーマーで首や肩を温める
・ホッカイロを貼る
・防寒ダウンの着用
冷暖房完備がない倉庫は冷えるため、しっかり寒さ対策をしないと風邪を引き起こします。
軍手、ネックウォーマー、防寒ダウンで体を保温しましょう。
≪暑さ対策≫
昨今の日本は異常の暑さになってきているので、自己対策が必須です。
こまめな水分と塩分補給がなによりも大切!
夏の時期では数枚のタオルと、余分に飲み物を持参しましょう。
冷房がついている倉庫であっても人が多くいたりすると、あっという間に気温が上昇します。
もし万が一、気分が悪くなったら現場責任者に伝えましょう。

主婦まり
冷房が効き過ぎている倉庫では、カーディガンや薄手のパーカーが便利ですよ。
ピッキングに適した服装とは?

ピッキング作業は、思っている以上に服が汚れたり引っかかったりすることが多い仕事です。
服が段ボールやパレットに擦れる場面も多く、動きやすさも重視したいところ。
ここでは、作業中におすすめの服装や避けたほうがいい服装について解説します。
倉庫作業におすすめの服
長袖Tシャツ・ジーンズ・エプロン
→半袖の方も多いですが、段ボールや商品を運ぶ時に腕に傷がつくため、私は長袖Tシャツを着用しています。
汗をかくと白い服の場合は首元が黄ばんでしまうので、汗や汚れが目立たない色柄がベストです。
避けたほうがいい服
レース/スカート/サンダルなど
→倉庫内ではスカートは禁止なので必ずパンツスタイルで。
また、足先が出ているサンダルも禁止です。
靴やアクセサリーの注意点
倉庫ピッキングでは靴がすぐに汚れるため、汚れが目立ちにくい黒や灰色がおすすめです。
他にもこのような注意点があります。
・クッション性がある靴だと疲れにくい
・アクセサリー類は原則禁止
・ネイルも要注意
(異物混入を防ぐため)
季節ごとの対策
≪夏≫
メッシュでサラッとした生地の方が、汗をかいてもべとつきにくく、不快感が軽減されます。
≪冬≫
冬の倉庫は芯から冷えるため、ネックウォーマーで首元を温めたり、重ね着をして汗をかいたら体温調整ができる服装だと便利です。
パートさんが怖い?倉庫作業の人間関係の乗り越え方

倉庫内の仕事は、「人とあまり関わらなくていい」と思って始める方も多いかもしれません。
(実は私もそうでした。)
でも実際には、パートさん同士のグループや“暗黙のルール”に戸惑うことも…。
特に新人さんや派遣スタッフは、最初の数日で人間関係に悩んでしまうことも少なくありません。
ここでは、私自身の経験も交えて、倉庫作業での人間関係のリアルと、その乗り越え方をまとめました。
実際に起きたパートVS派遣バイト
私も初めて倉庫内現場の仕事をした時は、パートさんとの対応に悩みました。
≪実際にあったパートさんとの出来事≫
・挨拶の無視
・常に見張られているような視線
・“派遣さん”を敵対視する人
・1つのことを大げさに拡張して言う人
・キツイ口調で指示を言う
仕事が覚えられていない時期、初心者の頃はこのような事がよく起こり、正直「辞めようかな・・」と思ったことも、何回もありました。
けれど、仕事の内容は好きでやりがいがあったので、続けられました。
パートさんとの人間関係の乗り越え方
乗り越え方は3つしかありません。
1.我慢をしてひたすら仕事を覚えて認めてもらう
2.こちら側の考え方を変える
3.仕事を変える
責任者に相談をするという手もありますが、現場のパートさんの力はすごくて、社員の方もパートさんには口出せない状況がほとんど。
(相談をしたところで状況を変えてもらう程のことはしてもらえないので、期待をしない方がいいです)
私が行ったのは、1・2・です。
とにかく仕事を覚えて仕事量をこなしていって、圧倒させる!
その結果、信用できると思われたのか、酷い対応をされることはなくなりました。

主婦まり
これだけは言いたい!偉そうに強い口調で言ってくる人は、意外とパートさんから嫌われている傾向ありです。
どこの職場でもキツイ口調で言ってくるパートさんは、必ずいます!
けれどそのような人って、実は周りからも避けられていることがほとんどです。
あまりビクビクしないで、こちら側は仕事に集中して、何か言われたら「はい。わかりました」と淡々と対応していくしかないと思います。
それでも本当に辛いのなら、心が病む前にサクッと職を変えちゃいましょう!
→バイト・パート・派遣の求人数が100万件以上の【ラコット】
まとめ|倉庫作業は「慣れ」と「コツ」でぐっとラクになる
倉庫作業は、最初はちょっと緊張したり「合ってるかな…?」と不安になる場面もあるかもしれません。
でも、ちょっとしたコツや考え方を知っておくだけで、ぐっと働きやすくなるのが倉庫バイトのいいところ。
慣れてくると、自分なりのペースで落ち着いて取り組める仕事です。
ミスを防ぐコツや人間関係の工夫を少しずつ実践すれば、きっと気持ちよく働けるはず。
今回ご紹介したポイントが、これから倉庫作業を始める方のお役に立てれば嬉しいです。
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