パートで働いていると、「上司や同僚との人間関係」で悩むことは少なくありません。
特に、口が悪い上司や暴言を吐く上司のもとで働くと、毎日のように心がすり減っていきますよね。

主婦まり
私自身も過去に、上司の暴言で心が病んでしまった経験があります。
「パートだから我慢しなきゃ…」
「辞めたら迷惑になる」
「ここを辞めたら次の仕事はどうする?」
と自分に言い聞かせていましたが、体も心も限界に近づいていました。
この記事では、そんな私の体験談を交えながら、
- 暴言にどう向き合うべきか
- 辞めたいと思ったときの選択肢
- そして退職代行というサービスについて
をまとめています。
同じように悩んでいる方が、少しでも楽になるきっかけになれば嬉しいです。
📖私のお仕事体験談
▶派遣バイト中に宗教勧誘された話|怪しい人には要注意!
▶冷房ナシの倉庫ピッキングの過酷さ
上司の暴言で心が病んでしまった私の体験談

私がパートで働いていたとき、上司の言葉づかいがとてもきつく、毎日のように心が傷ついていました。
特に上司の余裕がなくなってくると暴言が激しくなり、誰も注意ができない職場は地獄。
このような上司が1人居るだけで職場環境が非常に悪くなり悪循環が生まれます。
・職場に行くと身体が重くなる
・みんなが見て見ぬふりをしているのがツラい
・何も言われていなくても常にビクビクしている
「自分が悪いのかな」と自己卑下するまでに追い込まれました。
今振り返ると「上司の暴言が原因で心が病んでいた」のは明らか。
あの時に誰かに気持ちを聞いてもらえたら、もう少し早く楽になれたかもしれません。
🤲最近では、家からでもオンラインで相談できるカウンセリングサービスもあるので、心がしんどいと感じる方は一度頼ってみてもいいと思います。
完全オンライン完結のカウンセリングKimochi(キモチ)
パートだから我慢するべき?それとも辞めるべき?

パートという立場だと、どうしても「短時間だから」「正社員じゃないから」と我慢してしまう方も多いのではないでしょうか。
私自身も当時は「収入は大きくないし、少しの我慢で済むなら…」と自分に言い聞かせていました。
けれど、仕事の時間は短くても、そのストレスは生活全体に影響します。
「パートだから我慢する」という考え方は、自分の心と体を守る視点から見ればとても危険です。
👉我慢して耐え続けることが本当に正しい選択なのか、一度立ち止まって考えてみましょう。
心の状態のチェックリストです。「辞めようか悩んでいる・・」という方はご参考ください。
✅辞めるべきサイン
- 上司や同僚からの暴言・パワハラが続いている
- 出勤前に強い不安や吐き気、涙が出ることがある
- 家族や友人に「最近元気がない」と言われる
- 休みの日も仕事のことばかり考えてしまう
- 体調不良(頭痛・不眠・食欲不振など)が続いている
✅我慢してもいいかもしれないケース
- 一時的な忙しさで、人間関係に大きな問題はない
- 働き続けることで得たい目標(資格取得や貯金など)がある
- 話し合いで改善の余地があると感じている
辞めたいと思ったときに選べる3つの方法

仕事のストレスが限界に達したとき、辞める方法には大きく分けて3つの選択肢があります。
1.自分で直接辞める
最もオーソドックスな方法です。
上司に退職の意思を伝え、退職手続きを自分で進めます。
メリットは費用がかからないことですが、勇気が必要で、上司との関係が悪化する可能性があります。
2.周囲に相談する
家族や同僚、信頼できる上司、派遣会社の担当者などに相談しながら退職する方法です。
一人で抱え込まずサポートを受けられるので心の負担が軽くなります。
ただし、相談する相手によってはスムーズに進まないこともあるため注意が必要です。
3.退職代行を利用する
最近増えている方法が、退職代行サービスを使うことです。
専門の業者が会社と連絡を取り、あなたの代わりに退職手続きを進めてくれます。
直接上司と顔を合わせずに辞められるため、精神的負担が最も少ない方法です。
ここまで、辞めたいと思ったときに取れる3つの方法をご紹介しました。
その中でも最近注目されているのが「退職代行サービス」。
次は、退職代行がどんなサービスなのか、メリットや注意点も含めて詳しく解説しますね。
退職代行の紹介|どんなサービス?

退職代行サービスとは、会社との退職手続きをあなたに代わって行ってくれるサービスです。
電話やメールでのやり取りも代行してくれるため、直接上司と顔を合わせる必要がありません。
退職代行ができること
- 退職の意思を会社に伝える
- 退職日の調整や必要書類の手配
- 有給休暇の消化や未払い給与の確認のサポート
- 転職サポート
👉体験談で触れたように、上司との関係が悪化していたり、直接伝えることが精神的に難しい場合、退職代行を使うと心の負担を大きく減らすことができます。
退職代行を使うメリット
退職代行を利用する最大のメリットは、精神的な負担を大幅に軽くできることです。
1.上司と直接やり取りせずに退職できる
- 暴言や嫌がらせに悩んでいる場合、顔を合わせずに手続きを進められる
- 精神的に追い詰められている方にとっては大きな安心感
2.手続きの手間を省ける
- 退職届の提出や会社との調整など、煩雑な手続きを代行してもらえる
- 自分で手続きを進める時間や労力を大幅に節約できる
3.トラブルを未然に防げる
- 未払い給与や有給休暇の相談も代行会社がサポートしてくれる場合がある
- 直接交渉が苦手な方でも安心して退職できる
退職代行のデメリットや注意点
退職代行は便利なサービスですが、いくつか注意すべきポイントもあります。
1.交渉の範囲に限りがある
- 利用する退職代行サービスがどこまで対応できるかが異なるため、契約前に『対応できる範囲』を必ず確認する必要がある
- 例えば『引継ぎをどうするか』は自分で対応する必要がある
▶退職代行トリケシ/よくある質問をご参考ください。
2.料金がかかる
- サービスを利用するには費用が発生する
- 無料ではないため、料金やサービス内容を事前に確認しておくことが大切
3.全ての会社で対応できるわけではない
- 派遣社員や一部の企業では、退職代行を受け入れないケースもある
- 利用前に対応可能か確認することがおすすめ
退職代行はこのような方におすすめ

退職代行は、特に次のような状況の方に向いています。
1.上司や同僚との関係が悪化している
→暴言やパワハラが続き、直接やり取りするのが精神的に辛い方。
👉顔を合わせずに退職できるので、心の負担を大幅に軽減できます。
2.退職手続きを自分で進めるのが不安な方
→書類提出や連絡のやり取りなど、手続きの方法が分からない方。
👉プロに代行してもらえるため、安心して退職が進められます。
3.早く退職したい方
→すぐに会社を辞めたいけれど、直接言い出せない方。
👉代行サービスを利用すれば、スピーディーに退職手続きが可能です。
まとめ|心と体を守るために勇気ある選択を
今回は、上司の暴言やパワハラで心が疲れてしまったときに、取れる行動と退職代行サービスについてご紹介しました。
・辛い状況が続くなら、無理に我慢する必要はありません。
・辞める方法は「自分で直接辞める」「周囲に相談してサポートを受ける」「退職代行を利用する」の3つがあります。
・退職代行を使えば、直接上司と顔を合わせず、スムーズに手続きを進められるメリットがあります。
・デメリットや注意点もあるため、事前にサービス内容を確認することが大切です。
辛い職場環境で悩んでいる方にとって、退職代行は心と体を守るための一つの勇気ある選択です。
「もう限界かも」と感じたときは、無理せず、自分に合った方法で一歩踏み出すことを考えてみてください。