倉庫ピッキングというと、「コツコツ自分のペースで働ける仕事」というイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし実際に働いてみると、一番辛いのは“作業そのもの”よりも、“人間関係”のケースが非常に多いです。
特にピッキング作業の現場では、女性パートさんが多く、グループができやすい雰囲気があります。
私自身もパート・派遣バイトの両方で倉庫作業に入った経験があり、いじめや仲間外れを実際に経験しました。
この記事では、
- 倉庫作業でよくあるいじめの実態
- 私が体験を通して感じたこと
- 気持ちを軽くするための対処法
についてまとめていきます。
倉庫ピッキングでの人間関係に悩んでいる方の参考になれば幸いです。
よくある「いじめのパターン」

倉庫作業の現場で起こるいじめは、派手なものよりも「日常の小さな態度や言葉」によるものが多いと感じます。
最初は「気のせいかな?」と思っていても、毎日積み重なると大きなストレスに・・。
ここでは、倉庫ピッキングの現場でよく見られる「いじめのパターン」を私の体験談を元に具体的にご紹介します。
挨拶を無視される
「おはようございます」と声をかけても無視されます。
毎日続くと心が折れていきます・・。
私も最初の職場で、数人のパートさんに完全にスルーされたことがあり、段々と出勤するのが怖くなりました。
わざと仕事を教えてくれない
新人の頃に作業手順を聞いても「見ればわかるでしょ」と突き放されることが多いです。
「仕事が遅い」と文句を言われる理不尽なことも何回もありました・・。
陰口や嫌味を言われる
派遣バイトの場合ですが、少しでも作業が遅いと「だから派遣は…」と陰で言われたりしました。
聞こえるように文句を言われることもあり、精神的に追い詰められます。
グループに入れてもらえない
派遣や新人は「外部の人」として扱われやすく、孤立感が強くなります。
すでに完全にグループが出来上がってしまっているので、話しかけても会話が続かない、会話に参加できないことで孤立させられます。
👉とにかく、面と向かって何かをされるというよりも、避けられたり陰でコソコソ話をされるなど、地味で陰湿なケースが多かったです。
なぜ倉庫現場でいじめが起こりやすいのか?

ピッキング作業の現場では、派遣・パート・アルバイトなど、さまざまな立場の人が一緒に働くため「壁」ができやすい環境です。
更に単調な作業が続くため、ちょっとした不満やストレスが人間関係に向かいやすく、それがいじめや無視といった形で表れてしまうこともあると思います。
ここからは、私自身の経験や周囲で見てきたことを踏まえて、「倉庫でいじめが起きやすい理由」を具体的にお話ししていきます。
単純作業でストレスが溜まりやすい
ピッキング作業は同じ動きの繰り返しや、時には重い物を運ぶ作業もあるため、体力的にも地味にきつい仕事です。
そのため、溜まったストレスが人間関係に向かってしまい、八つ当たりのようにいじめに繋がっているのではと思います。
派遣とパートの「立場の違い」
長く働いているパートさんからすると、派遣は「一時的な人」と見られがち。
「今日教えてもすぐに辞めるのでは?」という不満と、「自分たちより楽をしている」という思い込みから、冷たくされるケースがあります。
グループができやすい環境
倉庫作業では、特に女性・主婦の方が多く働いているため、自然とグループが生まれやすい職場環境でもあります。
年功序列で長く働いている人が中心になり、新人や派遣は「外部扱い」されて孤立することも。
作業の速さで比較されやすい
倉庫作業は「どれだけ早く正確にできるか」が数字で見えやすい仕事です。
特に長年パートで働いてきた方々からすると、今日初めて勤務する派遣さんはミスは多いし作業が遅いとなると、嫌な気持ちになるのだと思います。
逆に早すぎても「頑張りすぎ」と妬まれたりすることも。

主婦まり
いったいどうすりゃいいんだー!と何回も叫びたくなりました。
入れ替わりが多い職場
倉庫は短期や派遣で入る人も多く、人の出入りが激しい現場です。
そのため「どうせすぐ辞める人」と思われて冷たい態度を取られることも少なくありません。
倉庫でのいじめにどう対処すればいい?

ここまでお話ししてきたように、倉庫作業の現場は立場や環境の違いから、人間関係のトラブルが起こりやすい職場です。
正直なところ、どんなに頑張っても「完全にいじめをなくす」ことは難しいです。
👉なぜなら、原因はあなた自身ではなく、職場の雰囲気や人間関係の構造にあることが多いからです。
だからこそ大切なのは、「いじめをなくそう」と無理に頑張るのではなく、自分を守るための対処法を持っておくこと。
少し意識を変えるだけで、心の負担を軽くすることができます。
ここからは、私が実際に効果を感じた対処法や、同じ状況で働いている方におすすめしたい方法をご紹介します。
仕事だと割り切って淡々とこなす
「お金のため」 「仕事は作業だけ」と割り切ると、感情的な反応が減ります。
私も最初は無視されると落ち込みましたが、作業に集中するようにしました。
信頼できる人とだけ最低限の関わりを持つ
全員と仲良くしようとせず、気の合う人や優しい人とだけコミュニケーションを取るようにする。
全てのパートさんが意地悪い人ではなくて、穏やかな方や困ったことがあると助けてくれる人は1人はいると思います。
孤立しない程度に味方を作ることが重要です。
無視や嫌味はスルーする
いじめてくる人はこちらの反応を求めている傾向があります。
淡々と仕事をこなして相手のパワーを吸収しないようにしましょう。
上司や派遣会社に相談する
あまりにも酷い行為をされた、理不尽なことばかりで仕事に支障がでる。
明らかに嫌がらせがひどい場合は、できるなら抱え込まずに相談をしましょう。
行為の記録を残しておくと、対応してもらいやすくなります。
精神的に限界なら環境を変える
精神的に限界ならその環境から逃げましょう。無理して我慢し続ける必要はありません。
転職や部署移動など、自分を守るための選択も立派な対処法です。
私もある職場で「もう無理」と判断して働く環境を変えたことで、心身ともにとても楽になりました。
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いじめをする人の正体と距離の取り方:客観的に見るとくだらない
倉庫でのいじめに遭うと、「なんでこんなことをされるんだろう…」と気持ちが落ち込みますよね。
私自身も、陰口や無視を経験してきましたが、少し客観的に見てみると、いじめをする人たちには共通のパターンがあると感じました。

主婦まり
あくまでも個人の意見なので悪しからず★
- 群れることで安心をしている
いつも群れているため、ぽつんと一人になった途端に、近くのパートさんにくっつく。
陰口を言う方は、このようにいつも誰かと一緒にいないと心が不安な傾向が強いと感じました。 - ストレスのはけ口として悪口を言う
陰口や嫌がらせをしている方は、『子育て真っ最中のママさん』。
このパターンが意外にも多い。
倉庫のパートさんは主婦層が多いため、必然的に子育て中の方が多くなりますが、子育て中はストレスが多いからいじめてもOK!なんてことは絶対にありません。
ただ、冷静に考えると
「日々のストレスを発散しているのかな」
「疲れて余裕がないのかな」
と、思うようにしています。 - 自分よりも下の立場の人を探して安心する
自分よりも下の立場の意見を言えないを探して安心している傾向があります。
特に意見を言えない立場の『派遣さん』は絶好のターゲット。 - 今の自分生活に不満をもっている
そもそも今の現状に満たされている人は自分に意識を向けているため、周りに興味がありません。
反対にいつも攻撃的な人は、現在の自分の日々に何かしらの不満や不足感があり、周りに意識が向いてしまっているといえます。
👉このように冷静に考えてみると、相手の行動は自分に向けた個人的な攻撃ではなく、相手側自身の問題であることが見えてきます。
だからこそ、そういう人たちと同じ土俵に立つ必要はありません。
客観的に状況を見れば、いじめはくだらないことだと気づけるはずです。
まとめ|倉庫のいじめに悩むあなたへ:心と体を守るためにできること
倉庫ピッキングの現場では、単純作業以上に人間関係で悩む人が多いのが現実です。
無視や陰口、意地悪などのいじめに遭うと、毎日の出勤が辛くなり、精神的にも疲れてしまいます。
しかし、いじめを受けるのはあなたのせいではなく、職場の環境や相手の問題であることがほとんど。
- 淡々と作業をこなす
- 信頼できる人とだけ関わる
- 上司・派遣会社に相談する
- 自分を守るために環境を変える
など、できる対処法を知っておくことが大切です。
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倉庫でのいじめは辛いものですが、あなた自身の心と体を守ることを最優先に考え、少しずつ行動していきましょう。
