「人付き合いが苦手だから結婚をしたいけれど結婚の想像ができない」
「人付き合いが苦手な性格が子どもにも影響するんじゃないか不安」
「ママ友付き合いを考えると不安になる」
人とのコミュニケーションが苦手な人にとって結婚・子育て・ママ友付き合いは
大きなハードルと思うかもしれません。
私も小さい頃から引っ込み思案で自分から進んでお友だちを作ることができずに人間関係に悩みました。
本記事では「人付き合いが苦手な人がママになったらこんな生き方をしているよ」をお話ししたいと思います。

主婦まり
静かな空間が好きなので美容室は専ら少人数制のサロンです。ガヤガヤして美容師さんが大人数いるサロンはとても苦手です。
人付き合いが苦手になる理由3つ
人と会った後はすごく疲れてしまうのですが、なぜ「疲れてしまうのか」を私なりに考えてみました。
人付き合いが苦手になる理由は主に3つあります。
理由①人の顔色を伺ってしまう
相手と話している時に相手がどう感じているかを頭で考えながら話してしまいます。
「自分と話していてつまらなくないかな」
「気に障ったことを言っていないかな」
など、気を遣いすぎて余計なことまで考える癖がついてしまっているのです。
頭で考えているので話に集中できないし後でどっと疲れます。
「本当はこう言いたいのに言ってしまうと相手に心配を掛けてしまうし、気分を悪くされたら嫌だから
黙っておこう」が積もりに積もってストレスを抱えてしまうのです。

理由➁一度に多くの情報を吸収してしまう
相手の表情や動作、その場の雰囲気を読み取ってしまうため一度にたくさんの情報を吸収してしまい、
頭がパンク状態になります。これは癖なのだと思います。
数秒間の相手との会話をのなかで「なんか落ち込んでそう、何かあったのかな?」とか、
「機嫌が悪そう。今日は話しかけるのは止そうかな」と感じるのです。
仲の良い関係なら「今日はどうしたの?何かあった?」とよくよく話を聞くと、
「実はね・・」と気分が落ち込む出来事があり、相談役になることもしばしばあります。
理由③人から嫌われたくない
原因①➁の根本的なものは「人に嫌われたくない」気持ちが強いからだと思っています。
嫌われたくないから相手の嫌なことを先回りしてやらないようにして、
自分の評価を上げたい癖が出来上がってしまっているのです。
この癖は元々のその子の性格や育ってきた環境にも寄ると思います。
嫌われたくない
↓なぜ?
愛されない・認められないと自分には価値がないから
↓
相手から評価されることが全てだから
小学生から高校生くらいまでの10代はお友だちとのグループ行動が活発になり
グループに加わらないで一人でいる恐怖があるかと思います。
私自身も10代は人間関係に苦しみましたが、大人になっていく内に
徐々に私はこうなんだと気を張らずに素直に認めて、今の自分には何ができるかと
視点を変えていったら気持ちが楽になっていきました。

主婦まり
若い頃は無理に人付き合いを頑張ったり、自分を認めるのが嫌だったのですが、素直に認め始めたら気が楽になり、人付き合いも自分のペースで楽しめるようになりました。
人付き合いが苦手なママの生き方
人付き合いが苦手だからといって恋愛や結婚ができないわけではありません。
私は1対1の人付き合いは苦にならないのですが、3人4人5人・・と多くなるにつれ
キャパオーバーになってしまいます。
そのため自分が心に余裕をもって楽しめる1対1での対話や交流を大切にしています。
人付き合いが苦手な方の結婚
恋愛や結婚ではどれだけ自分をさらけ出すことができる相手かが大切だと思います。
常に周りに意識を向けて相手を優先にして生きてきたので自分は後回し。
だからこそ、
「なんとなくこの人とは話せやすい」とか
「この人の傍にいると楽になる」
「この人の前なら頑張らなくてもいいんだ」と
心で感じられる方と一緒にいると
恋愛や結婚生活のイメージが湧きやすくなると思います。

主婦まり
「この人は話しやすいな」「この人ともっと話したいな」と
思える相手って、とっても貴重だと思います。
私は恋愛と結婚は別物だと思っていて、
恋愛でいくらたくさんの経験をしているからといって、
いざ結婚ができるかというと、そうとは限らないです。
反対に恋愛経験が少なくても結婚をすることも、もちろんできます。
独身の時は多くの男友達や彼氏がいた人がいざ結婚となると
なかなか良縁に恵まれていないケースだったり、
恋愛経験が少なくても20代前半で結婚された方など
結婚のご縁はどこにあるかわかりません。
けれど経験人数や人付き合いよりも、
その人がどのような生き方をしているか、その人の
魅力がご縁につながっていると思います。

ママ友は無理して作らない参加しない
子どもが生まれるとママ友付き合いの悩みがついてきます。
園に通い始めると様々なママがいます。
・コミュ力が長けている方
・手作業が得意な方
・グループをまとめるのが得意な方
・ママ友グループを作るのが好きな方
年齢も幅広く子育ての考え方も人それぞれです。
人付き合いが苦手なママだと恐らく気後れする方も多いのではないでしょうか。
私も最初は頑張ってママ友付き合いをしたり集まりに参加しましたが、
かなり疲れました。
お子さんをおもちのママさんは「私のせいで子どもが仲間外れにさないか」と
不安になったことはありませんか?
子どもは大人と違って案外自然とお友だちをつくって仲良く遊びます。
自分の娘がお世話になっているお友だちのママにはちょこっと挨拶をして
ママ同士気が合えば挨拶がきっかけで話せるようになります。
気を張ってママ友作りをしたら自爆するか空振りします。
小学校に入るとママ友付き合いが減るのでママ友に悩むことも激減しますよ~

主婦まり
小学生になると幼稚園のように毎日の送迎はしなくていいし、お仕事を本格的にされるママさんも増えるからママ友付き合いが減ります。
小学生になるとママ友付き合いよりも子どもの勉強面の悩みやお友だち関係、
学校の行き渋りで悩まされます・・。
人付き合いが苦手な性格が子どもにも影響する?
親が人付き合いが苦手だから子どもにも影響するのではないかと心配される方がいるかもしれません。
実際にどうかというと、私は半分影響して半分は関係ないと思います。
影響する理由は、
①親 の行動範囲が狭いと子どもはそれが普通だと思い行動範囲が狭くなる
➁親が人と接する機会が少ないと子どもが人と接する機会が少なくなる
特に子どもが小さい間は親と一緒に行動をすることが多いので、
親がどのような場所に行き人と接しているかを子どもは見ています。
親が人と話す様子を見てコミュニケーション力を身に付けていくのだと思います。
そのためある程度は子どもにも影響はあるかもしれません。
一方で関係ない理由は、
①元々生まれ持った性格が一番影響する
➁後の環境次第で変わる
私も2人の子どもを育てていますが、一人は私と同じような性格でもう一人はコミュ力高い性格です。
気軽に誰とでも話せる様子を見て親の私でも羨ましいなと日々思っています。
性格が影響しますが年齢が上がり経験を重ねる内に人付き合いの幅も広がっていきます。
その子なりのペースで人付き合いを経験していくのであまり神経質に考えなくても良いかと思います。
子どもにも影響するからと言ってママが頑張り過ぎると疲れ切って家庭環境に響いてしまうと本末転倒です。
子育てをきっかけに自分も一歩踏み出そうかなくらいの軽いくらいがいいかもしれませんね。
まとめ:人付き合いが苦手な自分を受け入れる
10代の時は人付き合いが苦手な自分が本当に嫌でした。
「気軽に話せる人の頭はどうなっているんだろう」と深刻に悩んだ時もありました。
けれど「このまま自分自身を否定していいのだろうか」とふと疑問に思うようになり、
まずは今の自分を受け入れるから始めました。
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頑張らなくていいと今の自分を隠さずにそのままで人付き合いを楽しむようになり、
振り切ったお陰で自分では気が付かなかったのですが、
徐々に自分の表情やオーラが?変わり出会いが増えていき、現在の夫と出会うことになりました。
人付き合いの優劣をつけたくなるのが人間ですが、自分で認めてあげて
その性格をとことん突き詰めれば、
そこから仕事に繋がるかもしれないし人との出会いが待っているかもしれません。
人付き合いが苦手な人は自分の世界をもっていることが多いです。
自分が心地よい空間を楽しんであなたらしい人生を歩んでいてほしいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。