【日雇い派遣で働きたい方は必読】日雇い派遣原則禁止の抜け道とは？どう働く？を徹底解説

「条件的に日雇い派遣で働けないといわれた」「日雇い派遣とタイミーの違いがわからない」このように悩んでいる方はいませんか？

本記事では日雇い派遣の抜け道＝別の働き方について詳しく解説します。

日雇い派遣原則禁止の抜け道はある？

結論→ある。「雇用主と直接雇用」の仕事で働く→単発バイト。

日雇い派遣の場合は雇用主は派遣会社となり、就業先との関係はあくまでも勤務先だけの関係です。

≪日雇い派遣での相互関係≫

これが単発バイトの場合だと雇用主は就業先の企業で直接雇用の関係になります。

就業先と直接雇用の関係になるので日雇い派遣には該当しない。

→勤務先と直接雇用の働き方で有名なのが単発バイト。

≪単発バイトサービスの一例≫
・タイミー
・メルカリハロ
・シェアフル
・LINEスキマニ
・デイワークス
・フルキャスト

【おすすめの単発バイトサービス4選】で詳しく説明してあります。そこだけ知りたい方はそちらへお進みください。

これから日雇い派遣禁止について具体的に解説します。

日雇い派遣禁止とは何か？

日雇い派遣禁止とはなにか。また、例外に日雇い派遣で働ける条件があります。

日雇い派遣禁止とは

日雇い派遣禁止とは2012年から法改正で定められたもの。→なぜ定められたのか。

2008年頃にリーマンショックの影響で派遣切りや雇い止めが大きな社会問題となり、派遣労働者に対する企業側の対応が問題視されるようになった。

・派遣労働が禁止されている業務への派遣
・派遣労働者の雇用の不安定さ
・雇用保険に加入できないケース&社会保険も厳しい

派遣労働者が社会で弱い立場にあるため、【労働者の保護】と【不安定な雇用の解消】のために、
日雇い派遣禁止法を定めて、派遣労働者を雇う場合には必要な条件を満たしているかの確認が必要となった。

日雇い派遣で働くための必要な条件とは何か？

日雇い派遣の例外条件

日雇い派遣で働くには必要な条件が４つある。

引用：厚生労働省/日雇派遣の原則禁止について

満60歳以上である人

日雇い派遣の契約時に60歳であれば働けます。

≪60歳の理由≫
高齢になると雇用されにくくなるので再就職を支援するため

雇用保険の適用を受けない昼間学生の人

昼間学生とは、日中は学業に専念し、空いた時間でアルバイトをする学生を指します。

学業が本業であって、生活のために働くのではないとの見方で日雇い派遣が許可されています。

世帯年収が500万以上で日雇い派遣には副業として働く人

本業の収入が500万以上の方は、雇用の不安定さが問題となることはあまりないという政府の基準です。

≪500万の理由≫
・年収500万以上あれば日雇いで働く必要はない
・日雇い派遣の契約が切れたとしても生活に困窮する可能性は低い
・年収500万円以上の経済的な安定している

あくまでも当時の政府の判断基準は上記でした。

世帯年収が500万以上で主たる生計者でない人

世帯年収が500万以上で、世帯の中で収入が１番多い人以外なら日雇い派遣で働いても問題ないという判断です。

例えば、夫が年収600万で専業主婦の妻は働くことができる。また、夫が年収500万で妻の収入が50万の場合でも妻だけ働くことができる。

日雇い派遣の例外となる業務

日雇い派遣の例外となる業務があります。

引用：厚生労働省/日雇派遣の原則禁止について

専門性が高く常に需要があるとされている業務については、例外的に日雇い派遣が認められています。

日雇い派遣の条件で嘘をついたらどうなるのか？

日雇い派遣で働くにはまず派遣会社に登録をしますが、その際に日雇い派遣の条件に当てはまっているか確認をするために、必要な書類を提出しなければいけません。

必要な書類とは何か？

該当者	確認する事項	提出する書類一例
満60歳以上の人	年齢確認をするため	・運転免許証 ・マイナンバーカード ・健康保険証 ・年齢が確認できる公的書類
昼間学生の人	学生であることを 証明するため	学生証
年収500万以上の人	前年度の収入を 確認するため	・源泉徴収票 ・所得証明書 ・確定申告書 ・給与明細書
主たる生計者以外の人	前年度の収入を 確認するため	・主たる生計者の前年の収入証明ができる書類 or ・主たる生計者と当事者分の 前年の収入証明ができる書類

※ケースによって提出する書類が異なるため、契約時の派遣会社に確認してください。

≪提出書類をごまかしたり嘘をついたらどうなるのか？≫

結論→派遣会社や労働者双方に厳しいペナルティが科される可能性がある。

≪派遣会社へのペナルティ≫
・業務改善命令や事業停止命令などが下される
・労働者派遣法に違反による30万円の罰金が科される
・派遣事業の許可が取り消される
・派遣会社や派遣労働者の違反事実が公表される

≪労働者側のへのペナルティ≫
・仕事を紹介されなくなる
・派遣会社との契約が解除される
・派遣会社との契約内容によっては解雇される
・派遣会社と同様に30万円の罰金が科される
・派遣会社や他の派遣会社からの信用を失う

上記はあくまでも可能性なので、必ずしも全部のペナルティが課せられるわけではありません。

が、

嘘をついて働くにはデメリットが大き過ぎるし、職の不安定に繋がるので嘘はやめましょう。

日雇い派遣の抜け道は単発バイト

「日雇い派遣の仕事をしたいのに条件に該当しないから応募ができない」

このような方はどうすればいいか？

→日雇い派遣の抜け道のような働き方である単発バイトがおすすめです！

単発バイトの特徴をもう一度↓

≪日雇い派遣と単発バイトの比較≫

具体的に単発バイトはどのようなものがあるかを解説します。

おすすめ単発バイトサービス4選

人気の高い単発バイトサービスがこちら

①タイミー

タイミーは2024年12月時点で登録者数が1000万人を突破した大人気単発アプリ。

タイミーの人気の理由は求人掲載数が多いこと。求人掲載数が多い分、自分に合う仕事が見つけやすい。

タイミー公式サイトはこちら→【タイミー】

➁シェアフル

シェアフルの登録者数は2025年5月時点で950万人で大手パーソルが運営する人気の単発バイトアプリ。

シェアフルの人気の理由は、幅広い職種で高時給であること。また、大手人材会社パーソルグループが運営しているため、安心して利用できるという意見もある。

シェアフルの公式サイトはこちら→【シェアフル】

③メルカリハロ

メルカリハロの登録者数はサービス開始から1年弱で登録者数1,000万人を突破した大人気単発バイトアプリ。
業界トップクラスのスピードで登録者数が増えた理由はメルカリのアカウントがそのまま使えるから。

メルカリアカウントがあれば登録の際の基本情報や口座情報の入力手続きが不要のためすぐに仕事検索→応募ができる。
→【人気単発アプリ】メルカリハロの登録の仕方

メルカリハロで実際に働いた体験談はこちら↓

メルカリハロの公式サイトはこちら→【メルカリハロ】

④ショットワークス

ショットワークスの登録者数は300万人以上。大学生やフリーター、主婦・主夫層など幅広いユーザー層に人気。

今日、明日から働ける求人を掲載されているため、すぐに働きたい人も仕事が探しやすい。

また、ショットワークスの求人欄には「プロフ通過率」「対応率」「応募倍率」が記載されているので、どれくらいで仕事が確定するかなど応募する基準にもなる。

ショットワークスの公式サイトはこちら→【ショットワークス】

まとめ：日雇い派遣原則禁止の抜け道は単発バイト

本記事のまとめは日雇い派遣の原則禁止の抜け道は単発バイトでした。

≪紹介した単発アプリサービス≫
・タイミー
・シェアフル
・メルカリハロ
・ショットワークス

今回ご紹介した４つの単発バイト以外にも様々なアプリがあるので、複数のアプリに登録をしてみて自分に合うアプリを見つけると仕事の幅が広がりますね。