お悩みさん

倉庫で働く=コミュ障が多い人と聞くけれど、実際はどうなんだろう?


倉庫の仕事って「コミュ障が多い」ってよく言われますよね。


でも、それって本当なのでしょうか?


ネットでは様々な意見がありますが、実際の現場を知らないと分からないことも多いです。


この記事では、倉庫ピッキング歴4年の私が、

「倉庫の人間関係」

「静かな人が多い理由」

「コミュ障でも働けるのか」

について、自分の体験をもとに解説していきます。

この記事はこんな方におすすめです

  • 倉庫ピッキングの仕事に興味があるけど、人間関係が不安な方
  • コミュニケーションが苦手だけど、働きやすい職場を探している方
  • 実際の現場の雰囲気を知っておきたい方

※あくまでも一個人の意見なので、ご理解ください🙏

倉庫はコミュ障が多い(かも?)

communicationと書かれたメモ

具体的に「コミュ障」といっても人によって違いますが、


倉庫では、静かな人・人とのコミュニケーションが苦手な人が多い印象です。


実は、私自身も人と話すのが得意ではありません。


できれば一人で黙々と仕事をしていたい😑


それでも倉庫ピッキングを続けられた理由があります。

(後ほどお話ししますね)

具体的なコミュ障とは?

コーヒーを飲んでいる女性


「コミュ障」と一言でいっても、人によって感じ方はさまざまです。

倉庫の現場で働いていると、

・必要最低限の会話で仕事をこなす人
・静かに作業するのが好きな人

が多い印象があります。


ここでは、私が実際に働く中で感じた“コミュニケーションが苦手な人の特徴”を、あくまで個人の体験としてお伝えします。


①必要以上に会話をしない

現場では、必要最低限の会話で仕事を進める人が多い印象です。

無理に話しかけることもなく、それぞれが自分のペースで作業しているため、

・挨拶が少ない

・あまり話さない

と感じることもあります。

主婦まり

そのような方に対して、無愛想だと思う方もいるかもしれません。

でも、それは決して感じが悪いという意味ではなく、集中して仕事に取り組むタイプの人が多いというだけなのです。


とはいえ、時には必ず声を掛ける必要がある場面があります。


例えば、

  • カートが人の横を通るとき
  • 荷物を運ぶ際に、周囲に注意を促したいとき


このような時は、必ず一言「横通ります」や「後ろ通ります」の声掛けが欠かせません。


これは挨拶というよりも、怪我や事故を起こさないための“安全のためのコミュニケーション”。


事故を防ぐためにも、こうした最低限の声掛けができる人が信頼されます

➁自分のペースで静かに作業したい

倉庫で働く人は、黙々と自分の作業に集中したい人が多いです。


それぞれが自分のペースで動くことで、効率よく仕事を進められる環境になっています。


会話をあえて避けるというよりは、仕事に集中しているだけという印象ですね。


誰かと話しながら仕事を進める必要はないので、余計な気疲れをしなく、楽といえば楽です。


人によっては「静かすぎる」と感じるかもしれませんが、逆に落ち着いて作業できる心地よさを感じる人も多いんですよ。

私も強くそう感じます!😊


なぜ”倉庫=コミュ障が多い”といわれるのか

会話のイラスト

倉庫の仕事は、一人で黙々と作業を進めることが多く、初めて見る人からすると「人間関係が少なくてコミュ障が多いのでは?」と感じることがあるかもしれません。


“倉庫=コミュ障が多い”


実際にはどうしてこう言われるのか、理由を整理してみました。

①”倉庫はコミュ障が多い”という口コミが多いから

実際に働いた方の口コミの影響力が大きいです。


未経験の人よりも、経験者の意見の方が説得力はありますよね。


また、「このような人がいた」「こういった体験をした」などの具体的な内容も述べられているため、更に説得力が増しているのかもしれません。


➁仕事内容が関係していえる

倉庫ピッキングは他の職種に比べて人と話す機会が少ないため、コミュニケーションが苦手な方でも働きやすい職種です。

そのため、

・人と話すのをできるだけ避けたい

・一人で黙々と仕事をしたい


このような方が集まりやすい。


もちろん、必要な場面では声を掛け合ったり、チームで協力する場面もあります。



つまり倉庫作業は、「静かに自分のペースで働けるけれど、必要なときは協力できる」環境なのです。


女性が多いため人間関係で悩む方が多い

悩んでいる女性


倉庫ピッキングの現場は、主婦のパートさんを中心に成り立っていることが多いです。


そのため、多くの主婦が働く環境だからこそ、以下のようなメリットがあります。

  • 大勢のパートさんがいるため、急な休みでもフォローしやすく休みやすい
  • 女性のチームワークのお陰で、流れ作業が上手くいく
  • 細かい気配りが梱包など、丁寧な作業に向いている


しかし、女性ならではの強みが活かされる一方で、人間関係の悩みが生まれることもあります。


主婦のパートさんが多い
    ↓ 
女性特有のグループができあがる
    ↓ 
噂話しや陰口が多くなる

もちろん、全ての現場やパートさんがこうなるわけではありません。


ただ、ネットや口コミでも、“女性が多い職場では陰口や噂話などが出やすい”という意見もあります。


現場によって、人柄やチームの雰囲気は大きく違ってきます。


私が働いていた倉庫でも、


・話し好きな方
・みんなとワイワイ働きたい方
・一人で集中して仕事をしている方
・上手に人付き合いしながらも一人で作業している方


さまざまなタイプの方と一緒に働いていました。


どこの職場でも人間関係の悩みはゼロにはならないし、自分が働く倉庫の雰囲気は、実際に働いてみないと分かりません。

だからこそ、あまり先入観で心配しすぎず、自分に合った働き方ができるかどうかを見極めることが大切です。


私が倉庫ピッキングを続けられる理由

理由と書かれた紙

私は派遣バイトとして、4年間倉庫ピッキングの仕事を続けてきました。

ここでは、“なぜ倉庫ピッキングを続けられたか?”をまとめてみました。

①自分もコミュ障だから

実は私自身も、人と話すのが得意なタイプではありません。

変に気を遣ってしまうし、人と話していると、「何を話したらいいんだろう」と緊張してしまいます。


このような私の性格でも、倉庫ピッキングの仕事は、黙々と作業に集中できる環境なので、自分のペースで働くことができました。


同じように“人付き合いが苦手だけど働きたい”という方にとっては、居心地の良い職場だと思います。


➁人間関係は慣れ

倉庫での仕事は、最初は人間関係の距離感に戸惑うこともあります。


でも働くうちに、みんなの性格やチームの流れが分かってきて、自然とコミュニケーションのコツがつかめます。


徐々に仕事が慣れてくると、心にも余裕がもてますしね😊


結局、倉庫作業における人間関係は「慣れ」と「タイミング」が大事。


しかし、「もう嫌だ」と思う瞬間って、働く人なら誰でもあると思うんです。


「派遣バイトもう嫌だ」

「ピッキングの仕事は向いていないかも…」

と思って、頑張って頑張って、無理をする必要はありません。


この世の中には、自分が知らない様々な仕事があります。


今の経験を活かして、別の職場や仕事にチャレンジしてみるのも立派な選択ですよ😊


→掲載求人数が100万件以上&求人サイト最大級の【ラコット】

≪転職回数10回以上の体験談はこちら👇≫

【アラフォー主婦】仕事が続かない私の職歴|辞めてばかりの私が選んだ働き方とは?

倉庫作業に誇りをもとう!

散々倉庫ピッキングのダークな部分をお話ししましたが、地球上に「無駄な仕事」なんて一つもありません。


今もその仕事が存在しているのは、誰かの役に立っている証拠


物流は、ピッキング・梱包・仕分け・配送――。

それぞれの工程が丁寧に積み重なって、ようやくお客様の手元に商品が届きます。

ネットショッピングで“当たり前”のように商品が届くのは、倉庫で働く一人ひとりの努力があってこそ。


「そのうち単純作業はAIに置き換わる」と言われても、今なお多くの倉庫では人の手が活躍しています。


人の目と心で支える部分があるからこそ、物流は止まらないのです。

だからこそ、倉庫内で働く自分を誇りに思ってほしい――。

日本の物流を支える現場の一員として、堂々と胸を張って働いていいんです。