現代では本業以外で働く副業バイトを利用する方が増えてきています。
タイミー
シェアフル
メルカリハロ
バイトレ
ランスタッド
CMで聞いたことがあるかもしれません。
お悩みさん
副業バイトが流行っているから応募してみたんだけれど、なかなか仕事が決まらないしお給料日も遅くて,
思っていたイメージと違いました。
お悩みさんのように副業バイト＝仕事がすぐに決まって働けてお金がすぐにもらえると思っていた方もいるのではないでしょうか。
主婦まり
副業バイトでは働き方の種類があります。
仕組みやワーカー側が気をつけておかなければ
いけないこともあるので、一緒に確認していきましょう。
副業バイトには２種類がある
一般的に副業バイト、スキマバイト、単発バイトなど様々な呼び方がされていますが、
働き方には登録制派遣バイト(日雇い派遣)と単発バイトの2種類があります。
登録制派遣バイト＝日雇派遣はその名の通りに派遣会社に
登録をして企業へ派遣されて働く。
単発バイトは企業に直接雇用して働く。
登録制派遣バイト(日雇い派遣)と単発バイトの４つの違い
登録制派遣バイト(日雇い派遣)と単発バイトは似ているようで
明確な違いがあります。
本記事では主に４つの違いを比べながら解説します。
①仕組みと雇用主
≪登録制派遣バイト(日雇い派遣)≫
名前の通りに派遣とあるので人材派遣会社に登録をして
派遣スタッフとして企業先で就業します。
雇用主は派遣会社となります。
≪単発バイト≫
単発バイトは企業と働く側を紹介、マッチングのサービスです。
雇用主は就業先の企業です。
➁働く条件有りor無し
≪登録制派遣バイト(日雇い派遣)≫
現在の日本では原則日雇い派遣は禁止されています。
主婦まり
かつて派遣切りが増加し働く側の雇用が不安定になりました。働く側の雇用を守るために国は日雇い派遣の条件を設定し、条件をクリアしていない人ではないと働けないように定めました。
しかし例外としてこの条件をクリアしている人は働けます。
派遣会社に登録をする際には必要な書類を提出し、
派遣会社は登録者が条件に該当するかしないかの確認をしなければいけません。
日雇派遣の条件は以下の４つ
≪日雇い派遣の条件≫
①満６０歳以上である人
➁昼間は学生である人
③日雇い派遣を副業とする人
④世帯収入が500万円以上で主たる生計者でない人
③と④は収入に余裕があり日雇い派遣で働いても問題ないと判断されるための条件ですね
一方で単発バイトの場合は、
≪単発バイト≫
あくまでも企業と働く人をマッチングする、紹介する仕組みのため、
派遣会社に登録をする必要がなく、働く条件もありません。
主婦まり
日雇い派遣は条件があるため誰でも働けるわけではないですが、単発バイトはすぐに働ける印象ですね。
③給料日
≪登録制派遣バイト(日雇い派遣)≫
派遣会社や求人内容によって異なりますが、月末締めの翌月２５日払いなどの
「月払い」、「週払い」「日払い」など様々あるので、働く前に確認することを
おすすめします。
≪単発バイト≫
タイミーやメルカリハロなどの単発バイトは給料の支払いが早いことが
特徴です。勤怠を押したら即給料が振り込まれる場合が多く、
「すぐにお金がほしい人」や「働いたらすぐにお金がもらえるからやりがいに繋がる」といった
働く側にとってメリットになりやすい仕組みです。
「お金がすぐに振り込まれる」
「お金が手元に届くまでのタイムラグが少ない」
自分が空いている時間にすぐに働けて
すぐにお金が手元に届くまでのスピード力が人気の理由で
老若男女問わず利用する方が増えています。
④仕事確定までの早さ
≪登録制派遣バイト(日雇い派遣)≫
日雇い派遣の場合は、求人に応募をしたからといって必ずしも仕事が
確定するわけではありません。
派遣会社が応募者を選考し決まった人に確定メールを送り仕事確定となります。
仕事確定ですが、応募をしたらすぐに確定するときもあれば
何日もかかる場合もあります。
「応募したのに全く仕事が決まらない」
「仕事の確定連絡が来ない」などの意見を口コミでよく見ますね。
派遣バイトならではのあるあるかと思います。
私も経験がありますが、応募してすぐに決まる時もあれば
音沙汰無しで諦めていたら仕事日の数日前に派遣会社から連絡が
きたこともありバラバラです。
(予定が立てづらいのが難点かもしれません)
お悩みさん
応募者が多いとそれだけ倍率が高くなり
採用されないのでは？
派遣会社側も変化しつつあり、出勤日数やキャンセル率など
派遣スタッフの勤務状態を基準に採用の優先順位を決めている
派遣会社もあります。
(日雇い派遣歴５年で無遅刻無欠席キャンセル無しの派遣スタッフと
キャンセル率高い人や派遣が初めての人が一緒の選考基準だと
不公平感はありますよね。)
企業側も初めての方より経験者の方が仕事を教える時間が掛からなく、
信頼度も高いので経験者を優先に来てほしいと思うかもしれません。
≪単発バイト≫
単発バイトは選考はありません。
タイミーのように応募したら即確定となることが多いです。
仕事確定がすぐにわかるので予定が立てやすいのが大きなポイントですね。
ただし、応募＝仕事確定のため後になって「用事が入ったからキャンセルしたい」
などの働く側からのキャンセルはNGなので要注意です。
タイミーの場合、キャンセルが規約の回数以上になってしまうと、
一時的に利用が出来なくなるようです。
単発バイトだからといって軽く考えるのではなく、
責任をもって応募をして就業しましょう。
登録制派遣バイトと単発バイトの一例
それでは登録制派遣バイト(日雇い派遣)と単発バイトは
どのような企業があるかいくつか例をあげてみます。
登録制派遣バイト(日雇い派遣)・・ランスタッド、テクノサービス、バイトレ(日々紹介もあり)
単発バイト・・タイミー、シェアフル、メルカリハロなど・・
日雇い派遣と単発バイトのメリット・デメリット
日雇い派遣と単発バイトのメリットデメリットがあります。
≪日雇い派遣のメリット≫
・仕事の不安を派遣担当者に相談ができる
・自分の都合で働ける
・勤務態度が評価される(派遣会社による)
・定期求人がわかり応募しやすい
・経験者として仕事依頼が来ることがある
≪日雇い派遣のデメリット≫
・日雇派遣の条件をクリアしないと働くことができない
・前日キャンセルになることがある
・時期により求人が不安定になる
・予定が立てづらい
≪単発バイトのメリット≫
・お金がすぐに振り込まれる
・働く条件がないため応募しやすい
・自分の都合で働ける
・短時間で働ける
≪単発バイトのデメリット≫
・長期的な収入が難しい
・勤務日数や時間に制限がある
・地域によっては求人が少ない
タイミーなどの単発バイトでは週に働ける勤務日数に制限があるようです。
≪例：タイミーの利用制限≫
■1日に1件までしか働けない
■週39時間未満までしか働けない
■同企業での報酬は月間78,000円未満までしか働けない
■同企業での報酬は1年間で28万円未満までしか働けない
タイミーは企業側の事務手続きを軽くするための理由から
このような制限を設けています。
一方の日雇派遣では長期間社会保険加入の用件に満たした場合は、
派遣会社の方から社会保険加入の連絡がきます。
「仕事に慣れてきたから社会保険に入って稼ぎたい」という方は
営業担当にその旨をお伝えしてこれからの就業方針を相談することができます。
副業バイトのいろいろな働き方
私が実際に働いた派遣仲間ではこのような働き方をしていました。
派遣Aさん
私はタイミーと日雇い派遣を併用しています。
タイミーは働く制限があるので週に１、２日働いて、
それ以外は日雇い派遣のお仕事をしています。
派遣Bさん
私は日雇い派遣で働きながら就職活動をしています。
週の何日かは日雇い派遣と決めてそれ以外の日は
就職活動をしています。
派遣cさん
私は何気なく応募した日雇い派遣の仕事が続いて今年で
10年目になります。今では企業先のパートさんとも
顔見知りになり和気あいあいと仕事ができています。
こちらの３人は私と一緒に働いた方で皆さん上手に単発バイトを
活用されていました。
自分に合った働き方をしよう
私は日雇い派遣で働いて４年になります。
なぜ日雇い派遣で働いているかというと、自分に合っているからが一番の理由です。
パートで働いた時期があったのですが、コロナ禍による子どもの体調不良で
働くことが難しくなり一旦パートを辞めました。
後にふと応募した登録制派遣バイトの現場がとても自分に合い、
それ以降派遣バイトを続けています。
単発バイトに応募をしようか迷ったこともありましたが、派遣会社の担当者と
相談をすることができたり、長く続けたことにより優先的に仕事を入れてくれたりと、
働く現状に満足をしているので派遣バイト一本でここまできました。
今まで登録制派遣バイトを何社か活用してきましたが、
正直すべての派遣会社が誠実な会社とはいえません。
派遣会社とのやりとりで呆れた対応をされたり
一般常識がないのではないかという信じられない派遣会社もありました。
一方で、とても誠実で親身な対応でこれからもこちらの派遣会社で働きたいと
思った派遣会社もありました。
派遣会社はピンキリだと思っています。
日雇い派遣も単発バイトでも自分に合った会社を見つけるとより仕事がしやすくなると思います。
そのため、日雇い派遣と単発バイトを併用したり、１社だけでなくいくつかの会社を登録をすると
カバーができるのでおすすめです。
私も今後単発バイトを利用することがあるかもしれません。
その際はブログでお伝えしていこうと思います。
副業バイトの参考にしていただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
